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「社会保障における持続可能な医療制度に関する提言」を牧島かれんデジタル大臣へ手交

 日本商工会議所は3月30日、江頭敏明社会保障専門委員会委員長(三井住友海上火災保険株式会社特別顧問)がデジタル庁を訪問。牧島かれんデジタル大臣へ直接、標記提言を手交し、要望実現の働きかけを行った。

 本提言は、今般の新型コロナ感染拡大により、「いのちを守ること」と「医療を守ること」は同時に達成すべき目標であるとの認識が広がるとともに、政府が全世代型社会保障制度のあり方全般の検討を開始したタイミングをとらえて、わが国の医療制度が直面する様々な課題の解決のために必要な取組みを、政府に対する提言としてとりまとめ、3月17日に公表したもの。

 江頭委員長は、日本における医療分野のデジタル化と活用がOECD諸国の中で最も遅れているとされていることに触れ、デジタル化を一気に加速することが必要と説明。統一仕様の電子カルテシステムの構築、マイナンバーカードの活用、オンライン診療や電子処方箋の活用促進等を要望した。牧島大臣からは、「オンライン診療・服薬指導等も今後本格的に実施されるところであり、医療DXに取り組んでいく。マイナンバーカードの保険証利用は医療DXの出発点であるため、商工会議所のご協力をお願いしたい。」等のコメントがあった。

 

○「社会保障における持続可能な医療制度に関する提言~医療のデジタル化と自助・イノベーションの強化を~」を公表

 (3月17日付 日商ホームページ) https://archive.jcci.or.jp/recommend/request/2022/0317140000.html

 

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牧島大臣(左)に提言を手渡す江頭委員長(右)                                          意見交換