月刊「石垣」平成20年９月号

• 表紙：「TSUGARU JAPAN」（弘前商工会議所）
• 特集：農商工連携で日本の食を守る！
• まちの解体新書：青森県弘前市
• あの人を訪ねたい：吉田　秀彦
• こうしてヒット商品は生まれた！：「エネループ」
• 暖簾を受け継ぐ：浅野太鼓楽器店
• 社訓のススメ：足利商工会議所会頭・菊地義治
• 情熱ぴーぷる：汗した分だけ塩は甘くなり、おいしくなるのです（有限会社ソルト・ファーム　代表取締役　小出　史）

石垣　９月号の内容は・・・

特集：農商工連携で日本の食を守る！

世界的な食料不足と価格高騰が続いている。こうした状況の下、先進国の中で食料自給率の低い日本では農業と商工業が連携し、さまざまな意味で生産性や付加価値の向上を図る例が注目されている。不況の中、新規ビジネスとして農に取り組む建設会社もあれば、安全安心な国産の米で養豚を行うところもある。政府も農商工連携88選を選出するなど力を入れだした。今号はそんな農商工連携を取材した。

・餌にお米を採用し、食料自給率アップを図る（平田牧場）
・「農業にもマーケティングが必要です」
　（タレント　大桃美代子）
・地域を元気にするモデルをつくる（えがおつなげて）
・公共事業削減でワサビ栽培に進出（奥田建設）
・売れないサツマイモから世界一の発泡酒を造った（協同商事）
・世界初！マグロの完全養殖に成功（近大マグロ）
　　　　　

まちの解体新書：青森県弘前市

世界遺産を背景にした感動と交流の舞台
　
多くの出会いがまちを変える／従来型の観光スタイルの限界／白神山地が現代人の学校／新コンセプト『弘前感交劇場』／『桃源郷』のものづくり／『情張鍛人』／民間主導の『まちそだて』
　　　　　　　　

あの人を訪ねたい

吉田秀彦（総合格闘家・柔道五輪金メダリスト）

南房総市での夏合宿で子供たちと／プロ格闘技を続ける理由は自分の道場づくりのため／気持ちを吹っ切る、そして頑張る

　　　　　　　

こうしてヒット商品は生まれた！

◆『エネループ』（三洋電機）

充電して放っておいても使える電池を／ニッケル水素電池の総売り上げが５倍に拡大／「エネループ」から広がるエコ商品の輪
　　　

暖簾を受け継ぐ：浅野太鼓楽器店

伝統の技を継承しつつ、常に新しい要求に対応し、太鼓作りで技術を研磨

＜プロフィール＞
　社　名　　株式会社浅野太鼓楽器店
　住　所　　石川県白山市福留町587-1
　電　話　　０７６−２７７−１７１７
　代表者　　浅野恭央　代表取締役社長（十八代目）
　創　業　　慶長１４（１６０９）年
　　

社訓のススメ

双方にメリットがあるからこそ、
バランスよく発展できる

　　足利商工会議所会頭
　　菊地歯車株式会社代表取締役
　　　　菊地　義治
　　　

情熱ぴーぷる

第６回女性起業家大賞・グロース部門特別賞
　「汗した分だけ塩は甘くなり、おいしくなるのです」

　　有限会社ソルト・ファーム
　　　代表取締役　　小出　史

イルカが泳ぐ熊本県天草の美しい海から、ミネラル分を損なわないように丹念に仕上げた自然海塩を製造・販売する。