月刊「石垣」　平成19年9月号

• 特集：日本に残したいこの「逸品」
• まちの解体新書：神奈川県藤沢市〜江の島を基点に藤沢を発信〜
• Cross×Point：北尾吉孝（SBIホールディングス�椛纒\取締役執行役員CEO）
• 真壁昭夫の経済底流を読み解く：参院選の結果と構造改革
• 渋澤栄一と『論語』をひも解く：『論語』学而編
• 暖簾を守る：�活ﾉ勢半

石垣　9月号の内容は・・・

特集：日本に残したいこの「逸品」

IT革命が叫ばれて以降、時代環境の変化のスピードが速い。しかし、変化が激しい時代だからこそ逆に、後世に残しておきたい、きらりと光る「逸品」というものがあるのではないか。時代の流れを超えてなお、日本に残したい「逸品」とはどのようなものか。各界の識者へのコメント取材とデータを通じて探ってみた。

【コメント】仁科恵敏（長野商議所会頭）／向原祥隆（南方新社社長）／丸磐根（松江商議所会頭）／浜田益嗣（伊勢商議所会頭）／C.W.ニコル（作家）／纐纈一起（東大教授）／増田明美（スポーツジャーナリスト）／春風亭昇太（落語家）／佐藤元彦（豊橋商議所会頭）／有馬義一（敦賀商議所会頭）／大崎裕史（ラーメンデータバンク社長）／儀間紀善（那覇商議所会頭）／三重博一（新潮新書編集長）／栄陽子（留学研究所所長）／木村昌平（セコム会長）
【コラム】実は難産だった日本の世界遺産条約批准
【データ】地元の人も意外に知らない地元の「逸品」／なぜか「百選」好きな日本。最新では「日本の歌百選」

まちの解体新書：神奈川県藤沢市

江の島を基点に藤沢を発信
仕掛け人たちのあくなき探究心がまちに人を惹き付ける
バランスの取れた都市／文化人の集まる学園都市から研究人の集まる学研都市へ／地域資源を活用したまちづくり／「藤沢宿・遊行の盆」／今も昔も変わらぬ江の島の存在感／観光都市・藤沢へ
　　　　　　　

Cross×Point〜あの人を訪ねたい〜

SBIホールディングス�椛纒\取締役執行役員CEOの北尾吉孝氏が登場。昭和26年兵庫県生まれ。大学卒業後、野村證券に入社。平成７年に孫正義氏にスカウトされソフトバンクへ移籍した。「徳は事業の基なり。利益は正しい行いの結果でなければならない」とした上で、「しつけや道徳教育こそ大切。信・義・仁で経営判断する」と語った。
　　　　　　　

暖簾を守る：�活ﾉ勢半

「本業で生きる」
「キスミー」から「伊勢半」へ。一昨年、創業時の屋号に統合した。新生・伊勢半は、大ヒット“ヒロインメイク”で華麗にデビュー。企業理念「あしたは、もっと美しく」は美と健康の文化を創り、暮らしに貢献すること。次は海外をターゲットに、漢字の伊勢半が世界に羽ばたく。