月刊「石垣」　平成19年6月号

• 特集：品格ある経営
• まちの解体新書：東京都吉祥寺　〜まちづくりの原点は、40年前の「都市計画」にあった〜
• 特別寄稿：教育再生をめぐる最近の動向（山谷えり子首相補佐官）
• Cross×Point：朝倉摂（舞台美術家）
• 暖簾を守る：小林製薬�梶@〜執念のボディーブロー〜
• 寅さんが歩いた日本の風景：支笏湖
• 真壁昭夫の経済底流を読み解く：顧客軽視の代償

石垣　6月号の内容は・・・

特集：品格ある経営

企業の不祥事が後を絶たない。公正で透明な企業活動への期待は、より厳しい企業監視の目となって不祥事をあぶり出してもいる。「法人」と呼ばれるように、企業にも人格がある。ならば、品格というものが当然問われるだろう。今や、企業の持続的な発展にも直結している「品格ある経営」とは何かを探る。

【Part１】
・社会的要請に適応した経営実現のため、自らの「カビ」を知れ
【Part２】
・企業不祥事の危機管理に「対症療法」はない
【Part３】
・異様なまでのコスト削減と企業ドグマ、プライドの３つが危機を生む
【Part４】
・企業は「小人」で結構。「聖人君子たれ」は善メッキにすぎない
【コラム�@】
・渋沢栄一と「品格ある経営＝道徳経済合一説」
【コラム�A】
・「熱過ぎるコーヒーでやけど」で賠償金３億円
【コラム�B】
・離婚報告すらはばかられる「モノが言えない企業」の危機の芽
　　　　　　　　

まちの解体新書：東京都吉祥寺

今も変わらぬ賑わい。まちづくりの原点は、40年前の「都市計画」にあった。
商店街と大型店の「共生」――ポイントは駅から半径200ｍ!?
皆で街を盛り上げよう／商店街を通ってデパートへ／知恵と汗とお金を出してもらう／「皆で決めた」新しいアーケード／「一店逸品街」運動で個店を主役に／吉祥寺の地主はお寺!?／駅すぐに、緑豊かな井の頭公園／吉祥寺グランドデザイン
　　　　　　　

Cross×Point〜あの人を訪ねたい〜

舞台美術家、画家として幅広い活躍を続ける朝倉摂氏が登場。日本画家として活躍した後、舞台美術の世界に入る。新劇からオペラ、伝統芸能、ときには映画の世界までカバーして、創造的舞台をつくり上げてきた。現在「ＴＨＥＡＴＲＥ　１０１０」の芸術監督を務めている。来年上演予定の『母・肝っ玉とその子供たち』については、「ぜひご夫婦で楽しんで」とのこと。
　　　　　　　

暖簾を守る：小林製薬��

「執念のボディーブロー」
成長のビジネスモデルは“小さな池の大きな魚を釣る”。製造販売部門の売上高が1000億円を超え、卸からメーカーへと脱皮を遂げても、社長自ら開発の中核として走り続ける。