月刊「石垣」　平成18年9月号

• 特集：「道路の誤解」〜真に必要な道づくりを阻む誤解の数々〜
• まちの解体新書：三重県伊勢市〜日本の昔の風情を求めて　人は、伊勢へやってくる〜
• 藻谷浩介のまちづくり全国行脚：新潟県村上市へ
• 寅さんが歩いた日本の風景：甲府
• Crosspoint：鍵山秀三郎・イエローハット相談役
• 暖簾を守る：�且l十萬谷本舗〜かぶら寿し、キラリと光る地域ブランド〜
• 第二創業への挑戦：小林鋲螺��〜小さな特殊ナットが第三創業を支える〜

石垣　9月号の内容は・・・

特集：道路の誤解

◆真に必要な道づくりを阻む誤解の数々
・本当に「道路はもういらない」のか？
・本当に「すでに道路ネットワークはできあがった」のか？
・本当に「地域間格差をなくす前提はできている」のか？
・本当に「道路をつくるかどうかは採算性で決めるべき」なのか？
・本当に「道路はできてしまえばおしまい」なのか？
・本当に「大都市の税金が地方の道路に化けている」のか？
◆現地を走る
・高速道路網が支えるカーアイランド九州構想（九州）
・半島活性化を促す能越自動車道（能登）
・地域課題との総合政策デザイン（四国）
・「世界の亀山モデル」の競争力（亀山）
◆始まった新たな取り組み
・日商が幹線道路網の早期整備を求め意見書提出
・地域間競争条件の確保こそ、地方活性化の要諦だ（日商・山口会頭）
　

まちの解体新書：三重県伊勢市

『日本の昔の風情を求めて　人は、伊勢へやってくる』
〜伊勢神宮とともに、日本の心のふるさとであるために〜
伝統ある日本の暮らしと古きまちなみを再現し門前町を活性化
名実ともに「住民主導のまちづくり」で驚異の集客
年間来訪者20万人が今や341万人に
　

Crosspoint〜あの人を訪ねたい

今号は、イエローハット相談役で日本を美しくする会の相談役も務めている鍵山秀三郎さんを訪ねた。鍵山さんは「トイレをきれいに磨けば心も磨かれます。そう信じて365日掃除に精を出してきました」と語った。
　

暖簾を守る：�且l十萬谷本舗

白いかぶらに挟まれた紅色の寒ブリ。正月のお膳に欠かせない金沢の「かぶら寿し」は、漬け物というより一品料理の存在感がある。家庭の味を地域の味に仕立て、日本全国に届ける。明治８年創業の“開発型漬物店”はキラリと光る地域ブランドになった。