24年1月の「農林水産物・食品の輸出額」は前年同月比15.7％増（農水省）

　農林水産省は4日、2024年1月の農林水産物・食品の輸出額を公表した。1月の輸出額は864億円で前年同月比15.7％増。中国・香港向け水産物の1月の輸出額は、中国で8億円（前年同月比70.4％減）、香港では54億円（同24.9％増）で、ホタテ貝については、23年1月に6億円だった中国はゼロ、香港では12億円（前年同月比10.5％減）だった。

　1月の輸出額を国・地域別で見ると、香港が146億円（前年同月比16.9％増）で最多。米国139億円（同9.6％増）、台湾121億円（同61.6％増）、中国64億円（同2.6％増）、韓国64億円（同5.5％増）、EU49億円（同4.8％増）、シンガポール43億円（同4.5％増）の順で多くなっている。品目別の1月の輸出額は、「加工食品」320.7億円（前年同月比15.7％増）、「水産物（調製品除く）」143.6億円（同7.7％減）、緑茶など「その他水産物」100.8億円（同47.1％増）、「畜産品」91.6億円（同12.0％増）、「野菜・果実など」69.8億円（同38.0％増）の順で多くなっている。

　詳細は、https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/attach/pdf/zisseki-65.pdfを参照。

 

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