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「ALPS処理水の分析機関間比較結果」に関するIAEA報告書を公表(経産省)

 経済産業省は30日、IAEA(国際原子力機関)が取りまとめた「ALPS処理水の放射性核種分析における第2回目の分析機関間比較結果」に関する報告書を公表した。今回のデータ分析は、IAEA立ち会いの下で採取されたALPS処理水のサンプルについて、IAEAの研究所(モナコの海洋環境研究所、オーストリアの陸域環境放射化学研究所とアイソトープ・ハイドロジー研究所)とIAEAにより選定された第三者分析機関(韓国原子力安全技術院・韓国)が実施。報告書では、「東京電力は高水準の測定の正確性と技術的能力を持つことが証明されている」「東京電力のサンプル採取手続は、代表的なサンプルを得るために必要な適切な基準に従っている」「東京電力が報告した検出限界値によると、使用されている核種分析の方法は、適切で目的にかなったものである。東京電力のソースタームに含まれる報告された全ての放射性核種検出限界値は、規制基準の1%未満であった」と明記するとともに、「東京電力は正確で精密なALPS処理水の分析能力を有していることに留意し、東京電力が、ALPS処理水の放出中における福島第一原発で継続中の技術ニーズを支援するための持続可能で堅固な分析体制を構築していることを実証した」と結論付けている。

 詳細は、https://www.meti.go.jp/press/2023/01/20240130001/20240130001.htmlを参照。

 

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