「特許出願非公開制度」に関する説明動画の公開について(特許庁)
特許庁は、「特許出願非公開制度」の概要や留意事項等をまとめた説明動画を、INPITが提供する知財のeラーニングサービス「IP ePlat」上に公開した。
「特許出願非公開制度」は、公にすることにより国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれが大きい発明が含まれ得る技術分野(※)に属する発明が記載されている特許出願について、出願公開等の手続を留保し、その間必要な情報保全措置を講じる制度で、2024年5月1日に施行される。これにより、特許手続を通じた機微な技術の公開や情報流出を防止するとともに、これまで安全保障上の観点から特許出願を諦めざるを得なかった発明者も、特許法上の権利を受ける途が開かれることとなる。
※特定技術分野:以下の(1)~(25)の技術分野について、国際特許分類(又はこれに準じて細分化したもの)に従って規定。
日本国内での発明であって公になっていないものが、特定技術分野に属する発明であるときは、
政令で定める例外を除き、外国出願(特許協力条約(PCT)に基づく国際出願を含む)が禁止となる。
(1)航空機等の偽装・隠ぺい技術
●説明動画「特許出願非公開制度について」
https://ipeplat.inpit.go.jp/Elearning/View/Course/P_studyview2.aspx?JoqiTZZ2DWE7GOgNW1clfvUgtDMDkRqr7SDF3mot1c0xYO2J82ELdQ%3d%3d#no-back
●その他IP ePlatの動画(会員登録不要)
https://ipeplat.inpit.go.jp/Elearning/View/Login/P_login.aspx