100年続く食文化を認定、「100年フード」募集（文化庁）

　文化庁はこのほど、世代を超えて受け継がれてきた食文化を100年続く食文化と認定する「100年フード」の公募を開始した。この取り組みは、日本の多様な食文化の継承・振興とそのための機運醸成を目指すもので、2021年度からスタート。21年度は131件、22年度は70件を認定している。募集は「伝統の100年フード（江戸時代から続く郷土の料理）」「近代の100年フード（明治・大正に生み出された食文化）」「未来の100年フード（目指せ、100年！）」の3部門で、募集対象は、地方自治体や食関連団体、観光協会・ＤＭＯ（観光地域づくり法人）、民間団体など。地域特有の食文化であることや、世代を超えた食文化であること、その食文化を地域の誇りとして100年を超えて継承することを宣言する団体が存在することなどが認定条件となる。認定団体は「100年フード」のロゴマークを活用できるほか、公式ウェブサイトや文化庁主催のシンポジウム・イベントなどにおいて認定を受けた食文化や団体の活動事例などを発信できる。応募締め切りは11月17日。

　詳細は、https://foodculture2021.go.jp/hyakunenfood/を参照。

 

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