かわまちづくり支援制度に新たに12カ所を登録（国交省）

　国土交通省はこのほど、水辺を生かして地域のにぎわい創出を目指す取り組みを支援する「かわまちづくり支援制度」に、新たに市町村などから申請のあった「かわまちづくり」計画を登録したと発表した。今回登録されたのは、北海道旭川市の「旭川駅周辺かわまちづくり」、和歌山県御坊市の「日高町かわまちづくり」など12カ所。旭川市では、旭川商工会議所なども参加する旭川駅周辺かわまちづくり検討会が、JR旭川駅南側地区と忠別川・牛朱別（うしゅべつ）川が一体となった水辺整備を計画、水辺を周遊するサイクリング・フットパスコースの設定などを目指す。御坊市では、市や御坊商工会議所などでつくる日高川かわまちづくり協議会が日高川ふれあい水辺公園内のオートキャンプ場などの自然や地域資源を生かしたにぎわいづくりを推進。インフラ整備やイベント開催などを計画している。

　同支援制度は、市町村や民間事業者、地域住民らと河川管理者が連携して取り組む「河川空間」と「まち空間」が融合した良好な空間の形成に向け、親水護岸などのハード整備とソフト対策の両面で支援するもの。2009年度の創設以来、今回を含め264カ所が登録されている。

　詳細は、https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04_hh_000214.htmlを参照。

 

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