100年フードを認定、3月10日にオンラインシンポジウム（文化庁）

　文化庁はこのほど、「100年フード」および「食文化ミュージアム」の認定団体、施設などを決定した。100年フードは日本の多様な食文化の継承・振興への機運醸成が目的。地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし、100年続く食文化として継承することを目指す。有識者委員会による審査を行い、基準を満たした131件を認定。有識者の評価が特に高かった15件を有識者特別賞とした。食文化ミュージアムは食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、施設などに関する情報を一体的に発信するもの。審査を経て、70件を認定した。
　また、3月10日午後1時～2時40分には、「食文化あふれる国・日本」100年フードを楽しもう！食文化ミュージアムで体験しよう！をテーマに、オンラインシンポジウムを開催する。パネリストは国立歴史民俗博物館副館長の関沢まゆみ氏、小浜市、高知カツオ県民会議、ふじのくに茶の都ミュージアム、ファシリテーターを公益社団法人日本観光振興協会総合研究所顧問の丁野朗氏が務める。有識者特別賞を受賞した100年フード、食文化ュージアムの事例発表、トークセッションを予定。zoomで配信する。参加費は無料、事前登録が必要。申込締め切りは3月7日17時。
　詳細は、https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93672801.html
         　　https://foodculture2021.go.jp/を参照。

  

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