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「パートナーシップ構築宣言」を策定・公表した企業に対する補助金(省エネ補助金)の加点措置(中小企業庁)

 中小企業庁の「令和3年度先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」(公募期間:6月30日(水)17:00まで)の採択事業者の決定にあたり、審査・評価項目として、大企業と中小企業の新たな共存共栄関係の構築を目指す「パートナーシップ構築宣言」を策定・登録した企業に対し、新たに加点措置が講じられることになりました。

 同補助金は、2030年のエネルギーミックスの達成、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、①導入ポテンシャルの拡大等が見込める先進的な省エネ設備・システムの導入(先進事業)、②機械設計が伴うオーダーメイド型設備への更新やプロセス改修(オーダーメイド型事業)、③省エネルギー性能の高いユーティリティ設備・生産設備等への更新(指定設備導入事業)、④計測・見える化・制御等の機能を備えたエネルギーマネジメントシステムの導入(エネマネ事業)にかかる経費の一部を補助する事業で、国内で事業活動を営んでいる法人および個人事業主が対象です。

 詳細は、以下のリンク先を参照。

 

○令和3年度先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金

https://sii.or.jp/cutback03/overview.html

パンフレット

公募要領

審査における評価項目

○「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイト

https://www.biz-partnership.jp/

○「パートナーシップ構築宣言」プロモーションビデオ~アフターコロナを勝ち抜くトップの決断!~

https://archive.jcci.or.jp/news/jcci-news/2021/0301140000.html

○人気YouTuberが解説「パートナーシップ構築宣言とは?」(行政書士赤沼法務事務所)

https://archive.jcci.or.jp/news/trend-box/2021/0512121935.html

 

 

【参考】「パートナーシップ構築宣言」とは

①新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえて中小企業・小規模事業者への「取引条件のしわ寄せ」を防止するとともに、引き続き下請取引の適正化を進めること、②サプライチェーン全体での付加価値向上の取組や規模・系列等を越えたオープンイノベーションなどの新たな連携を促進することなどを目的に、企業の代表者名で宣言することで、大企業と中小企業による「新たな共存共栄関係」を構築し、「わが国の国際競争力強化」や「新型コロナウイルス克服後の未来を切り拓く」ことを目指すものです。

<主な宣言内容>

●サプライチェーン全体の共存共栄

●規模・系列等を越えた新たな連携

●親事業者と下請事業者の望ましい取引慣行(振興基準)の遵守

●その他独自の取組