「地域経済報告-さくらレポート-」を公表(日本銀行)
日本銀行はこのほど、2020年1月版「地域経済報告-さくらレポート-」を公表した。同報告書は、日本銀行の支店長会議に向けて収集された情報を基に、支店などの地域経済担当部署からの報告を集約したもの。
各地域の景気の総括判断を見ると、全ての地域で「拡大」または「回復」としている。この背景としては、海外経済の減速や自然災害などの影響から輸出・生産や企業マインド面に弱めの動きが見られるものの、企業・家計の両部門において、所得から支出への前向きな循環が働く下で、設備投資や個人消費といった国内需要が増加基調を続けていることがある。前回(2019年10月時点)と比較すると、3地域(北陸、東海、中国)が判断を引き下げた一方、残りの6地域では判断に変更はないとしている。
詳細は、http://www.boj.or.jp/research/brp/rer/rer200115.htm/を参照。