水産物フェアで福島県産商品の安全性をアピール（名古屋商工会議所）

2024年3年19日

　名古屋商工会議所（愛知県、嶋尾正会頭・大同特殊鋼）は3月12、13の両日、名鉄百貨店本店メンズ館地下1階の「魚力」名古屋名鉄本店で「ふくしま応援！水産物フェア」を開催した。当日は、福島で水揚げされた鮮魚（あんこう、真鯛、水かれい、スズキ、メヒカリ）や、福島の企業による水産加工品（真ダコ、厚揚げソフトスティック、赤魚干し、しまほっけ干し、メヒカリ干し、あおさのり）など、安心安全でおいしい福島県産の水産物を販売。購入者からは、「福島に親戚が住んでいる。今回の企画はとてもうれしい」「福島の魚を購入して福島の水産業を応援したい」などの声が寄せられ、多くの来場客でにぎわいを見せた。

　また会場には、ポスター展示で「福島の水産物が検査により市場流通の安全性が確認されている」ことなどもPRし、消費拡大を喚起。同所の嶋尾会頭も訪問して水産物を試食し、「新鮮でとてもおいしい」と安全性をアピールするとともに、「大消費地の名古屋で安全性を知ってもらうのは意義がある。復興支援は息の長い活動であり、引き続き応援したい」と意気込んだ。

（画像：フェアを訪問した嶋尾会頭(左)、新鮮な鮮魚や水産加工品が並ぶ(中、右)）