広域連携で中小企業支援セミナー開催（阿久根・川内・出水商工会議所など）

2021年12年23日

　鹿児島県の阿久根商工会議所（下園満会頭・下園薩男商店）、川内商工会議所（橋口知章会頭・橋口組）、出水商工会議所（岩﨑孝和会頭・岩﨑電設）などは12月８日、中小企業の経営革新を支援するセミナー「地域資源を活かした経営戦略」を阿久根市内で開催した。セミナーでは、コロナ禍を機に海鮮料理店から日本料理店へ業態転換した「磯の味黒之瀬戸」と、製薬会社で培った経験と知識を基に食品開発などのコンサルティングを行う「ワイズプラス」の代表者が講師となり、業態転換の経緯やメリット、地域資源を生かした効果的な商品開発と販路開拓の取り組み手法などについて講演。会員事業者や支援機関などから45人が参加し、熱心に聴講した。

　同セミナーは、地域中小企業支援事業の一環として、2006年から毎年12月に持ち回りで、無料で開催している。２部構成で、毎回会員事業者が講師を務め、40～50人が参加。事業者の体験を交えた講演は参考になると好評だ。

　(写真：講演の模様)