植樹した5000本のモミジが紅葉(田川商工会議所)
田川商工会議所(福岡県、亀川寿会頭・田川ヨコハマタイヤ)に事務局を置く「住民参加の美しいまちづくり協議会」が田川市内のボタ山に植樹したモミジの紅葉が、市民を楽しませている。同協議会は、炭鉱で栄えた同市のボタ山に自然を再生し、美しい景観をつくろうと、同所の呼び掛けで植樹に賛同した市民らで2006年に設立、09年まで4年間にわたり5000本のカエデを植樹した。植樹の完了後も協議会メンバーやボランティアらが定期的に除草作業を行うなど景観の維持に努めている。今年の紅葉の模様が、11月下旬にNHKのニュースでテレビ放映されると、地元住民などから同所へ問い合わせが相次いだ。その後、葉は散ってしまったが、同所は「地元の魅力を再認識してもらうきっかけになった」とし、「今後も市民と協力して山を育て、いずれは県外からも観光客が訪れるような紅葉の名所にしたい」と話している。
(写真:除草作業と紅葉の風景)
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