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「チョコレートの町」目指してイベント続々開催(山口商工会議所)

 山口商工会議所(河野康志会頭・マルニ)は3日と6日、チョコレートイベント「チョコフロールやまぐち!! in中心商店街」を開催した。「チョコフロール」とは、山口県・市が姉妹縁組を結んでいるスペインの言葉を使った「チョコに熱狂」を意味する造語。山口市のチョコレート年間支出額が2018年に全国で1位になったことから、市を「チョコレートの町」として熱狂させようと各種事業を企画し、新たな顧客開拓、広告効果、商店街への集客を目指す。

 イベントは、20年11月により始動した事業「チョコフロールやまぐち」の一環。今回開催した「チョコフロールやまぐち!! in中心商店街」では、「チョコレートで想いを伝える」をコンセプトに「お得なチョコレート菓子販売」「チョコレートくじ」「チョコレートパン教室」のほか、商店街のペナントにスマートフォンをかざすとチョコレートフレームなどが出てくる「チョコっとAR商店街」など、子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントを企画した。チョコペンでチョコレートにメッセージを書くワークショップやチョコレートパックで行うハンドマッサージ体験会は、親子連れに大好評だった。

 また、市内のチョコレート熱をさらに高めようと、12~15日にはチョコレートの物産イベントを昨年に引き続き開催。会員事業者12店舗のほか、大手国内メーカーや県内パティスリーなど27店舗が百貨店に集結し、同期間限定でチョコレートカレーも販売するなど、昨年以上の反響を呼んだ。同物産イベントでは、事業始動に合わせて作成したチョコマップも配布。マップでは、ジェラートやタルト、ワインなどにチョコレートを使用したアレンジメニューを提供している62店舗を紹介している。

 これらの取り組みの成果もあり、チョコレートの年間支出額が19年には首位陥落したものの、20、21年と2年連続で全国1位を奪還。今後、チョコマップ100店の掲載を目指した市内店舗への呼び掛けや、「SDGsなチョコレートセット」「チョコレート菓子とお酒のセット」「チョコレートリキュールを使ったドリンク」をバーで提供するイベントなど多数事業を展開していき、「チョコレートの町」として盛り上げていく。

 

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