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2021年度から、全ての東商検定をWeb試験に(東京商工会議所)

 東京商工会議所(東京都、三村明夫会頭・日本製鉄)はこのほど、同所主催の全ての検定試験の方式を、2021年度から、従来のPBT(Paper Based Test・紙試験)からIBT(Internet Based Test・インターネット経由で行う試験)に一新すると発表した。

 対象となるのは、「カラーコーディネーター検定試験(アドバンスクラス・スタンダードクラス)」「ビジネス実務法務検定試験(2・3級)」「福祉住環境コーディネーター検定試験(2・3級)」「BATIC(国際会計検定)」「環境社会検定試験(eco検定)」「ビジネスマネジャー検定試験」の6検定試験(なお、「ビジネス実務法務検定試験1級」「福祉住環境コーディネーター検定試験1級」は、22年度からIBTに移行予定)。

 同所主催の検定試験は、これまで全国統一日に年2回、会場集合型で実施してきたが、20年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により上期試験が中止となり、受験者が受験機会を喪失することとなった。そこで感染症や自然災害による試験中止の可能性がなく、安定的な受験機会を提供することを目的に、期間内であれば受験者が受験日時や場所を自由に選択できるIBT試験で実施することを決めた。

 同所では、「これに伴い、業務の都合や学習の到達度に合わせ、随時受験が可能となるため、受験者のみならず企業・教育機関にとっても同検定活用の利便性向上が期待できます。これからも各種検定試験を通じて次世代を担う産業人材育成に注力してまいります。詳細につきましては、21年3月、公式ホームページ(下記参照)に公表します」と話している。

 同検定試験は、多くの企業や学校の人材育成ツールとして活用され、年間受験者数は6検定合計で約13万人を誇り、高い評価を受けている。

 詳細は、東商検定公式ホームページ(https://www.kentei.org/)を参照。

 

 

 

   東京商工会議所 https://www.tokyo-cci.or.jp/

   中小企業関連情報 http://archive.jcci.or.jp/sme/

   若者・女性の活躍推進 https://archive.jcci.or.jp/sme/labor/youthandwoman/