空き店舗数、5月調査から改善~空き店舗調査(8月)~(上田商工会議所)
上田商工会議所(長野県、栁澤憲一郎会頭・上田ガス)はこのほど、中心商店街の空き店舗調査(8月)を実施し、前回5月調査と比較して1減の26件になったと発表した。26件となったのは平成23年以来で、新型コロナの不況下にあっても9年ぶりの水準に回復した。
調査対象総数は233件。前回調査では総数235に対して27の空き店舗があった。前回調査以降、空き店舗に3店が新規出店し、2店の飲食業が閉店した。新規出店はサービス業2店と飲食業1店であった。
同所は、「新型コロナの影響下で減少したのは驚いている。今回、新規に出店された店舗のうち2件は、空き店舗のオンラインの見学会で紹介されたもの。空き店舗の紹介だけでなく、創業支援などさまざまな取り組みが、成果につながったのかもしれない」としている。
新規出店の動きはほかにもあるが、新型コロナの状況から様子を見るように指導している店舗もあるという。
上田商工会議所 http://www.ucci.or.jp/
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