新型コロナウイルス対策融資「利子補給制度」を創設（函館商工会議所）

　函館商工会議所（北海道、久保俊幸会頭・函館環境衛生）は２月28日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、経営面に影響が及んでいる同所会員企業を金融面から支援するため、新型コロナウイルス対策融資「利子補給制度」を創設したと発表した。

　全国的に新型コロナウイルス感染症の罹患者が増える中、来店・来場者、利用者数などの減少による売上減少により、資金繰りに苦慮し、日々の経営に影響が及ぶ中小・小規模事業者の存在に懸念が広がっている。こうした状況の下、同所は、会員企業が北海道や函館市、日本政策金融公庫（同所が申し込み受け付けを行う案件）の各融資制度に申し込まれた後、同所が令和３年２月28日までに斡旋・推薦した案件において、その元金据置期間を含む返済１~12回目までの支払利子額の利率1％に相当する分（補助上限10万円）を負担する。なお、本制度は、同所会員企業向けのものであるが、非会員企業であっても申請時に入会手続きをすれば利用できることにしている。

　また、同所では、本制度の発表とともに、北海道から北海道商工会議所連合会を通じて要請のあった「小中学校の臨時休校により、保護者が休みやすい環境づくりへの協力」についても、地域の中小企業に要請した。

　本制度の詳細は、https://www.hakodate.cci.or.jp/info/12269.htmlを参照。

 

 

 

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