「福井県中小企業の人材確保に向けた提言10カ条」を発表(福井商工会議所)
福井商工会議所(福井県、川田達男会頭・セーレン)はこのほど、深刻な人手不足に悩む福井県内の中小企業に向け「福井県中小企業の人材確保に向けた提言10カ条」を発表した。
福井県は日本で最も有効求人倍率が高い人手不足が顕著な県で、今年2月時点で2.18倍と全国平均(1.63倍)を大きく上回る。特に中小企業の人手不足は著しいため、同所では、こうした人手不足に悩む福井県内中小企業がこの状況下でどのように人材確保に取り組むべきか、2018年12月、中小企業活性化委員会内に専門小委員会「中小企業人材確保対策検討会」を設置。その対応策を今年3月まで集中的緊急的に検討し、このほどその結果を受けて、提言10カ条を取りまとめ発表した。
提言では、中小企業は採用よりも定着・育成を重視すること、第二新卒やコネを生かした中途採用の重視、親と先生を口説くこと、相応の賃金を支給、そして「いい会社」を目指すことなど、地方の中小企業ならではの人材確保の取り組み方について簡潔にまとめている。
詳細は、http://www.fcci.or.jp/youbou/2018/index-31_3.htmlを参照。
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