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「全国商工会議所観光振興大会2022 in えひめ松山」を開催 -有形・無形の地域資源の磨き上げやブランディングの手法を学び、 アフターコロナの観光振興のあり方を考える-

「全国商工会議所観光振興大会2022 in えひめ松山」を開催 

-有形・無形の地域資源の磨き上げやブランディングの手法を学び、

アフターコロナの観光振興のあり方を考える-

 

 日本商工会議所は6月1日~3日の3日間、松山商工会議所、愛媛県商工会議所連合会との共催で「全国商工会議所観光振興大会2022 in えひめ松山」をリアル参加とオンライン参加の併用によるハイブリッド形式で開催。18回目を迎えた今大会は、「地域の宝 磨いて興そう 観光聖地」をテーマに、2年半ぶりに147商工会議所・連合会等から981名が開催地に集結するとともに、59商工会議所・連合会がオンライン参加した。

 

 1日の分科会では、有形・無形の地域資源の磨き上げや地域を活性化するためのブランディング、デジタルを活用した観光まちづくり等について、パネルディスカッションを実施し、今後の観光振興のあり方等について学んだ。また、同日夜の交流会は、松山城を望む城山公園にて、地域の豊かな産物を組み合わせた食を楽しみながら、ユニークベニューやガストロノミーツーリズムを体験した。

 

 翌2日の全体会議では、松山出身の俳人で俳句集団「いつき組」組長の夏井いつき氏が基調講演に登壇。続いて、「ポスト・コロナの観光振興磨き上げと聖地化とは」をテーマにパネルディスカッションを実施。ファシリテーターに(一社)ショッピングツーリズム協会代表理事/事務局長の新津研一氏を迎え、3名のパネリストが、インバウンド観光の重要性と戦略立案のポイント、地域資源の磨き上げと高付加価値化等について、議論を交わした。その後、各地の観光振興の指針とするべく、「えひめ松山アピール」が提案され、採択された。全体会議終了後、松山の歴史・文化や産業が体験できるエクスカーションを開催。参加者は、地域資源の磨き上げやブランディングの重要性について理解を深めた。

 

 次回の大会は、2024年2月21日(水)~23日(金)まで、茨城県水戸市等で開催する。

 

  〔ご参考〕えひめ松山アピール

 

 

   開会の挨拶をする三村会頭          歓迎の挨拶をする大塚会頭

 

 

   松山城を眺望できる交流会会場      地域住民が観光列車「伊予灘ものがたり」をお出迎え