日商・東商合同で福島県再生可能エネルギー関連施設を視察

2018年3年 7日

　日本商工会議所は２月26日、東京商工会議所と合同で福島空港メガソーラー、産業技術総合研究所（産総研）福島再生可能エネルギー研究所を視察。エネルギー・環境委員会の北村雅良共同委員長（電源開発㈱代表取締役会長）、小樽商工会議所の杉江俊太郎副会頭（杉商㈱代表取締役社長）ら14名が参加した。

　須賀川市にある福島空港メガソーラーでは冒頭、運営会社である福島発電㈱の鈴木精一代表取締役社長から、福島県の復興状況や再生可能エネルギー推進の取組について説明を受けた後、30種類のパネルが設置されたソーラーパーク等を視察した。

　須賀川市の名物料理である「かっぱ麺」等による昼食の後、郡山市にある産総研福島再生可能エネルギー研究所を訪問した。産総研の中鉢良治理事長ら幹部から再生可能エネルギーを取り巻く現状や同研究所の使命等について説明を受けた後、風力発電設備や水素実験棟、エネルギー管理棟を視察した。

　視察先との意見交換では、北村共同委員長から福島県の復興に向けて日夜努力されている現場の方に対する敬意を表明するとともに、杉江副会頭は再生可能エネルギーを含めた日本を取り巻くエネルギーの現状等の情報発信強化の必要性を訴えた。

福島空港ソーラーパークで説明を聴く参加者

産総研福島再エネ研究所で挨拶する北村共同委員長

【ご参考】

◆福島空港メガソーラー事業（福島発電株式会社ホームページ）

◆須賀川かっぱ麺の会（事務局：須賀川商工会議所内）

◆国立研究開発法人産業技術総合研究所　福島再生可能エネルギー研究所

日商エネルギー・環境ナビhttp://eco.jcci.or.jp/

自社の省エネの取組みを見える化、ＣＯ2チェックシートhttp://eco.jcci.or.jp/checksheet