第27回日本・スペイン経済合同会議を開催
日本・東京商工会議所が事務局を務める日西経済委員会(委員長=佐々木幹夫 三菱商事㈱特別顧問)は7月2日、第27回日本・スペイン経済合同会議をスペインのマドリッドで開催した。両国の政府、経済界などから合計80人が出席した。
今次合同会議は、1868年に日本スペイン修好通商航海条約が締結され、両国の間に外交通商関係が樹立されてから150年目となる節目の年に、「日本スペイン外交関係樹立150周年記念事業」の一環として、5年ぶりにマドリッドで開催された。
開会式では、ホセ・ルイス・ボネ スペイン商業会議所会頭、カルメン・プラナス スペイン経済団体連合会国際関係委員会副委員長、水上正史 駐スペイン日本国大使、そして、今年6月にペドロ・サンチェス新政権が発足して任命されたシアナ・メンデス 商務担当副大臣から祝辞をいただいた。
全体会議では、「先端技術・イノベーション分野におけるさらなる連携」、「第三国市場におけるビジネス協力の促進」、「日スペイン経済関係における日EU EPAのインパクト」について議論された。新たな分野における両国企業の協力事例、ラテンアメリカなど第三国市場での協力事例が増加していることが確認された。このような中、日EU EPAの締結が日スペイン経済関係に裨益、両国ビジネスのさらなる拡大につながるとの期待の声が聞かれた。
合同会議後に西日経済委員会主催レセプションが開催され、両国出席者の交流が活発に行われた。
詳細はhttps://www.tokyo-cci.or.jp/js.pdfを参照。
日西経済委員会 https://www.tokyo-cci.or.jp/about/international/spain/