「商工会議所における農林水産資源活用の取り組みに関する報告書」を公表

2018年3年22日

　日本商工会議所（三村明夫会頭）はこのほど、「商工会議所における農林水産資源活用の取り組みに関する報告書　～地方創生の切り札となる農林水産資源活用　虎の巻～」をとりまとめた。

　本報告書は、昨年７～８月に全国515商工会議所を対象に実施した「商工会議所における農林水産資源の活用等に関する実態調査」の結果とともに、商工会議所が中心となり、農林漁業者や地域関係者と連携して、課題克服に取り組んでいる全国の８事例を紹介するもの。

　具体的な事例を踏まえながら、「販路開拓」「規格・量の確保」「人手不足」などの事業を進める際に直面する典型的な課題や問題点の整理と解決のための処方箋を提供している。

＜「商工会議所における農林水産資源活用の取り組みに関する報告書」概要＞

第１章　農林水産資源の活用について

(農林水産資源活用の現状と本書のねらい、農林水産資源活用の必要性)

第２章　各地商工会議所における農林水産資源の活用実態 (調査概要、調査結果)

第３章　農林水産資源の活用に取り組むために

第１節　農林水産資源を活用した事業の課題

第２節　事例にみる課題解決の処方箋

①「はたごんぼあられ」橋本商工会議所（和歌山県）

②「八女オリーブプロジェクト」八女商工会議所（福岡県）

③「おおだ一日漁ブランド」大田商工会議所（島根県）

④「道の駅・八王子滝山」八王子商工会議所（東京都）

⑤「野菜応援プロジェクト、うかい亭」八王子商工会議所・JA八王子（東京都）

⑥「奈良さくらコットン®」大和高田商工会議所（奈良県）

⑦「放置竹林活用プロジェクト」三島商工会議所（静岡県）

⑧「農業王国・ファームドゥ」ファームドゥ株式会社（群馬県前橋市）

第３節　農林水産資源活用の手助けとなるツール

第４章　農林漁業と商工業の連携を通じた地方創生の推進に関する協定

報告書全文は下記リンク先を参照