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「NASSCOM-NRI報告書 日本からの対インドIT部門投資」発行式典(オンライン)のお知らせ(インド大使館)

インド大使館より、「NASSCOM-NRI報告書 日本からの対インドIT部門投資」発行式典(オンライン)のお知らせがございました。

 

日時:2021年10月29日(金)午後3時~4時30分(日本時間)/午前11時半~午後1時(インド時間)

お申込み・アジェンダ:https://nasscom.in/reportlaunch/japneseinvestments/ ※要事前登録

お問い合わせ:Renuka@nasscom.in

 

報告書、”NASSCOM-NRI Report - Japanese Investment into Indian IT” (非

公式日本語訳『NASSCOM-NRI報告書-日本からの対インドIT部門投資』)について

 

コロナ禍の時代において、日本はデジタル化そしてより革新的なビジネスモデルの導

入に力を入れるようになり、インドのIT産業は日本企業の重要な協力者として台頭し

ています。日本の政治家は、日本のデジタル化を加速化させる上で、インドは「信頼

できるパートナー」である、と認識しています。インドと日本の持つスキルセットや

コアコンピータンス、そしてビジネスプロセシングは、相互補完的な性質を持ってい

るため、相互協力することで互いに利益を得ることができます。日本はハードウェア

や製造、エンジニアリングといった産業を得意とするのに対し、インドはソフトウェ

アを得意としています。ハードウェア産業とソフトウェア産業の垣根が取り払われ、

二つの産業が集約しつつある時代において、日本とインドは戦略的パートナーとして

互いの強みを活かし、グローバル市場に最高レベルの製品を送り出すためのコ・クリ

エーション活動に取り組んでいます。

 

インドと日本のデジタル協力の促進に向け、ソニーや日立、NTTデータ、NEC、楽天と

いった多くの日本企業が、グローバル・ソーシング戦略の一環としてインドを活用、

インド国内にグローバル・ケイパビリティ・センター(Global Capability Center, GCC)を開

設し、日本本社向けサービスを提供すると共にインド国内のIT人材を活用しています。

上記日本企業以外にも多くの日本のGCCや投資家が、インドの有望なスタートアップ

を支援しています。そこで、NASSCOMは野村総合研究所(NRI)と共同で、2016年から

2021年の間にインドのIT部門に対し行われた日本からの投資、また今後2年間の投資

活動予測に関する調査を行いました。(一次調査及び二次調査)日本からの対印IT部門

投資活動、そしてその投資の結果を定量化するという、野心的な試みに取り組んだの

は、本調査が初めてです。本調査は、過去数年間の進捗状況を測るベンチマークとし

ての役割を果たすと共に今後数年間の傾向を予測、さらに両国のデジタル関係の一層

の強化を目指す政府が的を絞った政策介入を行う際の指針にもなります。

 

本報告書の発行式は、インド政府の電子情報技術省(MEITY)と日本政府経済産業省

(METI)の高官により執り行われ、在日インド大使館のサンジェイ・クマール・ヴァル

マ大使が基調講演を行われます。また、既にインドに進出済みのNTTデータや楽天と

いった日本企業及び投資家の皆様にもご列席を賜り、インド事業の将来展望について

お話しいただく予定です。ご参考までに式次第案を添付しております。併せてご覧く

ださい。

 

参加費は無料ですが、事前の参加登録をお願いしております。報告書発行式典にご出

席頂きました方には、報告書のコピーを差し上げております。次のURLから事前参加

登録をいただきますようお願いします。

https://nasscom.in/reportlaunch/japneseinvestments/

 

なお、イベント参加用リンクは開催日の3~4日前までにご案内予定です。

インドのテック部門で日本企業が行ってきた投資やイノベーション、そして雇用創出

の取り組みについて、また今後の機会についての洞察を得られるまたとない機会です

ので、ぜひお見逃しなく。皆様のご参加をお待ちしております。

 

◎お問い合わせ先(日本国内)

在日インド大使館 商務部 高橋氏

Email: com1.tokyo@mea.gov.in 

Tel: 03-3262-2391 ext.311